第1〜2回職能別政策会議開催

民主平和統一諮問会議は3月5日(火)〜3月7日(木)に、大田・儒城ホテルで「南北関係の大転換期、統一エネルギーの結集に向けた役割と課題」を大テーマに、「2024年第1〜2回職能別政策会議」を開催した。

第1回職能別政策会議には文化体育・保健福祉・教育職能、第2回職能別政策会議には経済科学・産業通商・建設交通・農林水産・環境労働職能の諮問委員が出席し、職能別の統一準備課題と実践方策について踏み込んだ議論を行った。

1日目には、業務報告(キム・ジョムジュン諮問提言局長)と特別講演(シン・ミニョ＝新しく一つになった祖国のための会常任代表)に続き、テーマ講演とグループ別討論が行われた。

＜業務報告＆特別講演＞

「テーマ講演」では、チョン・ヨンソン建国大学統一人文学研究団教授(第1回)とチョ・ボンヒョン民主平統常任委経済科学分科委員長(第2回)が講演者として登壇し、職能分野の統一・対北政策や統一準備課題などについて説明した。

＜テーマ講演＞

また、「統一OXゴールデンベル」と題して、講演内容をもとにした問題を解く企画が行われた。

＜統一OXゴールデンベル＞

その後のグループ別討論で参加者らは、各テーブルで議論を行い、分野別の政策課題と具体的な実践方策を導き出した。参加者らは、各個人ごとに政策提言書を作成した上でグループ別討論を行い、グループごとの政策提言書をまとめて1日目の日程を終えた。

＜グループ別討論、政策提言書の作成＞

政策会議の2日目には、「統一単語クイズ」と「グループ別発表」が行われた。統一単語クイズでは、統一や南北関係に関するさまざまなクイズを解きながら、交流を深めることができた。参加者らは、最後にグループ別発表を行い、政策提言のアイデアを共有した。

＜統一単語クイズ＆グループ別発表＞

投票の結果、第1回では「文化資本を活用したソフトパワー統一方策の構築」(第5グループ)、第2回では「北朝鮮離脱住民の定着改善」(第1グループ)に多くの共感が寄せられた。