民主平和統一諮問会議

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企画・調整-統一・安保分科、3・1節大統領記念辞関連共同フォーラム開催

  • 諮問建議課
  • 2024.03.18

企画・調整-統一・安保分科、3・1節大統領記念辞関連共同フォーラム開催


民主平和統一諮問会議(首席副議長キム・グァンヨン)は、3月18日(月)14時に、民主平和統一諮問会議事務局2階の大会議室で「3・1節大統領記念辞関連共同フォーラム」を開催し、「自由民主主義に基づく統一の実践方策」を模索した。民主平統の企画・調整-統一・安保分科委員会が共同主催した今回のフォーラムには、各分科委員会の常任委員や地域協議会諮問委員、事務局職員など約60人が会場に出席したほか、YouTubeでも生中継された。


共同フォーラムは、ソン・ジョンモク統一・安保分科委員長の開会挨拶、キム・グァンヨン首席副議長の挨拶、チャ・ドゥヒョン企画・調整分科委員長の基調発表、キム・イルギ常任委員(国家安保戦略研究院責任研究委員)とチョン・ソンフン常任委員(統一研究院招待研究委員)の指定発表、パク・ヨンジャ常任委員(統一研究院先任研究委員)、シン・ギヒョン常任委員(全北大学名誉教授)、パク・ヒョンジュン常任委員(統一研究院碩座研究委員)、チョ・ナムフン常任委員(韓国国防研究院責任研究委員)の指定討論、出席者全員が参加する総合討論の順で行われた。


▶︎ 共同フォーラムの様子


ソン・ジョンモク統一・安保分科委員長は開会挨拶で、「大統領が第105周年3・1節記念辞で言及されたように、統一は、自由と人権という人類の普遍的価値を広げるものであり、自由な統一大韓民国は、北東アジアはもちろん、全世界の平和・繁栄に貢献していくだろう」とし、「今回のフォーラムが、自由民主主義に基づく統一の実践方策を描く場となることを期待したい」と述べた。


▶︎ ソン・ジョンモク統一・安保分科委員長の開会挨拶


キム・グァンヨン首席副議長は挨拶で、「最近の“敵対的な二国間関係”、“統一や民族という概念の削除”などといった北朝鮮の強硬な主張にもかかわらず、こんなときこそ私たちは、自由民主主義に基づく統一を積極的に提示しなければならない」と強調し、「統一は北朝鮮を自由民主主義体制に転換させる過程であるという意味において、自由を持って完成させることができるだろう」と述べた。また、共同フォーラムを通じて、「創造的で時宜を得た多様な議論が引き続き行われることを期待したい」と語った。


▶︎ キム・グァンヨン首席副議長の挨拶


開会式の後、チャ・ドゥヒョン企画・調整分科委員長を座長に、本格的な指定発表と討論が行われた。まず、チャ・ドゥヒョン企画・調整分科委員長は基調発表で、「自由民主主義への信念に基づいて論理体系を精巧化し、政策の方向性を牽引することが重要だ」と分析した上で、△歴史とアイデンティティの解釈、△内部における自由民主主義の実現、△南北関係の解釈、△対外政策などを中心に、現在の国内外の情勢を“自由民主主義”に基づいて解釈し、対応策について説明した。



▶︎ チャ・ドゥヒョン企画・調整分科委員長の基調発表


基調発表に続いて、「自由民主主義に基づく統一方策の具体化と共感を高めるための方策」をテーマに指定発表を行ったキム・イルギ常任委員(国家安保戦略研究院責任研究委員)は、△統一方策の修正・補完の必要性と基本方向、△統一方策の主な論理と内容の修正・補完の方向性、△統一方策への共感を高めるための方策などを中心に、自由民主主義に基づく統一能力の強化を提案した。


▶︎ キム・イルギ常任委員の発表


続いて、チョン・ソンフン常任委員(統一研究院招待研究委員)は、「北朝鮮の人権と価値外交を中心にした対内外政策の実践方策」をテーマに指定発表を行った。彼は、今日の時代精神について、「統一に向けた大変革の時代」と評価し、△北朝鮮の非核化と南北関係に関する懸案の分離の必要性、△韓半島平和統一マスタープランの策定など、北朝鮮の人権と普遍的価値の向上に向けた政策・方策を具体的に提案した。



▶︎ チョン・ソンフン常任委員の発表


基調発表と指定発表に続いて、1人目の指定討論者として登壇したパク・ヨンジャ常任委員(統一研究院先任研究委員)は、発表者らの主張に積極的に同意を表明した上で、自由民主主義に基づく統一方策の策定について、△中期的な視点からのアプローチや、△国民の共感を得るための下からのアプローチをさらに提案した。



▶︎ パク・ヨンジャ常任委員の討論


2人目の指定討論者として登壇したシン・ギヒョン全北大学名誉教授は、北朝鮮の非核化と人権問題を考慮した統一方策を構築し、これを新しい時代に合った名称へと高度化することは望ましいことだと述べ、△統一方策の主な論理と内容の修正・補完の方向性の妥当性、△国内において統一方策への共感を得るための方策、△統一方策への共感拡大に向けた民主平統の役割遂行を要請した。


▶︎ シン・ギヒョン常任委員の討論


3人目の指定討論者であるパク・ヒョンジュン常任委員(統一研究院碩座研究委員)は、政府の統一・対北政策について、“自由と人権”の強調に加え、“平和と民族”についても強調する必要があると述べた上で、△平和と民族に関する議論の再設定、△中長期的なレベルでの統一政策の推進などを主張した。


▶︎ パク・ヒョンジュン常任委員の討論


最後の指定討論者であるチョ・ナムフン常任委員(韓国国防研究院責任研究委員)は、北朝鮮核問題と南北関係の懸案を切り離して対応することで柔軟で広い政策スペースを確保することを主張した指定発表に同意し、これを政策的に実行するためのシナリオとして、△国際社会との協力強化、△“戦略的忍耐戦略”の考察など、過去の統一政策から得た教訓と経験をもとに詳細な提案を行った。


▶︎ チョ・ナムフン常任委員の討論


指定発表と討論が終了した後、最後のコーナーとして、出席者らによる自由な意見交換と活発な質疑応答が行われた。一方、民主平統は、今回のフォーラムで議論された内容を総合的に検討し、大統領への定期・随時政策提言報告書に取り入れ、積極的に提言を行う予定だ。



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