法定会議
民主平和統一諮問会議はその役割を果たすために、全体会議、地域会議、運営委員会、常任委員会、常任委員会傘下 の専門分野別分科委員会などの、法定会議を設けている。
全体会議 (発足会議)
議長が2年に1回招集し、全諮問委員が出席します。
民主平和統一諮問会議法 第20条
[ 民主平和統一諮問会議法 第20条 ]
統一諮問会議の会議は、議長が2年に1回招集し、議長が必要であると認めたり、在籍委員3分の1以上の要求がある場合にも招集する。
地域会議
議長が地域会議を招集し、当該地域(市・道)副議長が会議を主宰します。
- 地域会議は全体会議が開催されない年に、市・道および海外地域別に開かれ、その地域の諮問委員全員が出席します。
民主平和統一諮問会議法 第29条2項
[ 民主平和統一諮問会議法 第29条2項 ]
地域会議の会議は必要に応じて議長が招集し、その地域出身の副議長が主宰する。
ただし、その地域出身の副議長がいなかったり、やむを得ない理由で業務を遂行できない場合は、議長が指名した委員が主宰する。
運営委員会
構成
- 運営委員会は議長が任命する50人以内の委員で構成され、首席副議長が委員長を務めます。
職務
- 統一諮問会議の運営に関する規定の制・改定と廃止に関する事項
- 委員の解嘱審査
- その他、統一諮問会議の運営に関する事項
常任委員会
構成
- 常任委員会は、出身地域と職能を考慮して、議長が諮問委員の中から任命した300人以上500人以下の常任委員で構成されます。
- 首席副議長が常任委員会の委員長を務めます。
職務
- 統一諮問会議から委任された事項
- 議長が命じた事項
- 各分科委員会で議決された事項
分科委員会
構成
- 常任委員会には9の分科委員会が設置されています。分科委員会は経歴と職責、出身地域を考慮して、常任委員の中から選任します。
- 各分科委員会の委員長と幹事は議長が任命します。
- 各分科委員会には、統一・対北政策について実質的な諮問・建議ができる専門的見識を備えた人が参加しています。 南北関係における主要懸案や中長期的統一課題に対する踏み込んだ研究活動を通じて、政策建議のための資料をまとめています。
職務
- 常任委員長が回付する案件の審議
- 常任委員会に提案する分科委員会の案件の予備審査
- 統一問題に関する専門分野別の調査と研究、政策の開発
- 各分野別統一議論に関する意見の収集と建議
分科委員会別の職務範囲
分科名 | 職務範囲 |
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企画・調整分科委員会 |
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統一・安保分科委員会 |
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人権・脱北民支援分科委員会 |
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国際協力分科委員会 |
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経済・科学分科委員会 |
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交流・協力分科委員会 |
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宗教・民族和合分科委員会 |
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国民コミュニケーション分科委員会 |
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青年分科委員会 |
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