新着情報
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機関紙「平和統一」 第217号 『元山葛麻海岸観光特別区開場の意味と展望、北朝鮮観光産業の新たな実験、元山葛麻海岸観光特別区の戦略的意味』
2025年7月、北朝鮮は、東海岸の戦略的な観光拠点である元山葛麻海岸観光特別区を正式に開場し、コロナ禍以降低迷していた観光産業の回復に向けて本格的に動き始めた。7月に開場した元山葛麻海岸観光特別区は、金正恩北朝鮮国務委員長が推進している代表的な観光地開発事業の一つで、北朝鮮における観光産業の構造変化を示すシグナルとして受け止められている。同特別区は、2017年6月の着工以降、工事の遅延やコロナ禍の影響により完成時期が何度も延期され、2025年7月になってようやく開場に漕ぎ着けた。ホテル、海水浴場、プール、イベントホール、商業施設など、複合的な施設が集約・整備されており、これまで北朝鮮の観光産業ではあまり見られなかった滞在型観光モデルが本格的に試みられることになる。今後、特別区の成果次第では、観光産業全般において開放の範囲や方式が段階的に拡大する可能性があるとの見方も出ている。
2025-07-01
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機関紙「平和統一」 第217号 『事務局長挨拶』
皆様、こんにちは。第28代民主平和統一諮問会議事務局長のパン・ヨンスンです。40年以上にわたり民間で平和統一のために活動してきた私が、光栄にも国民主権政府の初代事務局長という重い任務を任されることになりました。民主平和統一諮問会議が歩んできた道を誠実に受け継ぎつつ、韓半島の平和と共存、繁栄と統一への道を新たに切り開くために最善を尽くしてまいります。
2025-07-01
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機関紙「平和統一」 第217号 『「分断の最前線 接境地域の住民が語る変化 接境地域のいま」、拡声器の音が止むと聞こえてくる暮らしの物語』
対北・対南拡声器放送が中断してから2か月、接境地域の住民はようやく静かな夜を取り戻しました。しかし、緊張が完全に消えたわけではありません。戦車や大砲の音、汚物風船、対南放送の轟音は、依然として住民の生活の奥深くに刻まれています。 民主平統は、接境地域を代表する江華・金浦・鉄原の住民を招き、彼らの暮らしに刻まれた分断の現実と平和の意味を問う座談会を行いました。この座談会には、▲チョン・ヨンソン建国大学教授(司会)、▲キム・ギョンホ江華島キムチ代表(仁川・江華郡)、▲チョ・ミンジェ金浦歴史文化研究所所長(京畿・金浦市)、▲シン・ヘジョン接境地域住居環境研究所所長(江原・鉄原郡)が参加しました。
2025-07-01