2024 世界青年委員カンファレンス開催
- ユーラシア課
- 2024.11.06
2024 世界青年委員カンファレンス開催
民主平和統一諮問会議(首席副議長キム・グァンヨン、事務局長テ・ヨンホ)は、中東欧協議会の主管により、11月1日から3日までの間、ポーランドのホテル ワルシャワ - オケンツィエで“自由・平和・繁栄の統一韓国に向けた青年委員の役割”を大テーマに「2024 世界青年委員カンファレンス」を開催した。
今回の青年カンファレンスには、世界27カ国から青年諮問委員リーダー約80人が出席した。今回のイベントは、ロシア・ウクライナ戦争による世界安全保障環境の変化や“K-防産”の躍進などを背景に、自由な統一韓国に対する国際的な支持の獲得が重要性を増している中、尹錫悦政府の“8・15統一ドクトリン”というビジョンのもと、青年諮問委員としての役割を模索し、統一公共外交能力の強化を図るために企画されたものだ。
カンファレンスを主管した中東欧協議会のクォン・ヨングァン会長は開会挨拶で、「かつての東欧の共産国家が自由民主主義体制の国として発展を遂げた姿を皆さんに見ていただきたかった」と述べ、ポーランドでカンファレンスを開催した理由を説明した。彼はまた、北朝鮮でも真の民主化がなされ、韓半島の自由統一が実現することを祈っていると語った。
コ・グァンヒ欧州・中東・アフリカ副議長は歓迎挨拶で、「“自由・平和・繁栄の統一韓国に向けた青年委員の役割”は、ただのスローガンではない。北朝鮮人権問題の改善と統一ドクトリンの実践に向けて、若者たちが知恵と情熱を一つにしていかなければならない」と強調した。青年代表として出席したユン・ヨンミン青年運営委員長は祝辞で、「ポーランドが過去の傷跡を乗り越え、欧州の中核国に成長したように、私たち若者も、統一という夢を現実のものにするためにみんなで力を合わせていこう」と呼びかけた。
キム・グァンヨン首席副議長は基調講演で若者に向けて、韓国の未来のために、△第4次産業革命時代に欠かせない科学技術と革新の重要性、△国としての格を高める上で文化が果たす役割、△自由民主主義に基づく統一への関心を持つことを呼びかけた。特に、“8・15統一ドクトリン”の核心は“自由と人権の拡大”であり、北朝鮮住民の自由と人権が保障される環境をつくることが統一への道だと強調した。
特別講演を行ったイム・フンミン駐ポーランド韓国大使は、ロシア・ウクライナ戦争が韓半島の安全保障環境に与える影響について説明した。続いて、ティモシー・チョー事務局長(イギリス議会内の「北朝鮮問題に関する超党派議員の会」)は、北朝鮮人権問題への無関心について警戒の声をあげ、「政治的影響力とgrassroots活動を通じて、この問題への関心を喚起する必要がある」と呼びかけた。
青年委員が自発的に参加して行われたバズ・セッションでは、“8・15統一ドクトリン”の推進戦略と方策について熱い議論が交わされ、実現可能な解決策が導き出された。また、バズ・セッションの結果発表では、さまざまなアイデアや知識が共有された。
今回の青年カンファレンスに出席したイギリス協議会のチョ・ウユン諮問委員は、「世界中の青年委員と交流しながら学びを深め、それを学問につなげて研究してみたい」と感想を述べた。バンクーバーから出席したチョン・ソニム委員は、「今回の青年カンファレンスを通じて経験したことを協議会に共有し、これからの活動に役立てていきたい」と感想を述べた。
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